2012年06月30日

老人の聖地。 ――[835]生誕19,404日

 昨夜のリココデ2本一気飲みが効いたようで、朝には熱は下がって頭はすっきりしてきたものの、節々の痛さは少しも取れていない。

 そこで思い立って稽古前にマッサージに駆け込むと、いつになく混み合っている。しかも若い女性が多い。中には寝そべって漫画を読みながらマッサージを受けている不届き者の10代と思われる女子もいる。おいおい、君ら若いんだからダメだろ、こんなとこに来ちゃ。ここは老人の聖地なんだから!!

 今日も稽古は午後1時から10時まで。気がつけば稽古初日から1カ月が経過。実寸のサイズがきっちり取れないので、奥行き重視、間口重視とバミリを変えて稽古場を縦に使ったり横に使ったり、四苦八苦しながらの稽古が続く。
 稽古後、スタッフさんら何人かが飲み屋に向かうが、まだ体が本調子でないオッサンはとぼとぼと帰途につく。

 ところで。
 この「老い日記」、明日から下記URLに引っ越します。

 http://www.onetwo-works-kojo.sblo.jp/

 なので、読んでくださっている物好きな皆さん、ブックマークの変更をしておくように。また、読んでコメントまでくださる更に物好きな皆さん、コメントは7月1日以降の日記に頼むぜよ。

 (なんでこのオッサン、上から目線なんだ? )(それはね、コメントをくださる方が少なくて、ヤケになっているのだよ。)(ああ、なるほど。芝居をやってもやってもお客様がなかなか増えない、とある劇団と同じ状況ってことだね。)(そうそう。このオッサンの寿命とおんなじ……って、グチグチやかましいわ!!)

あと20日.JPG
初日まで、あと20日。

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2012年05月13日

サプライズに戸惑う。――[787]生誕19,356日

 今日も昨日と同様、10時から18時まで若人相手に演技ワークショップ。
 ベーシックな体や声のことをやっているうちはまだいいのだが、インプロをやり始めると知らず知らず次第にヒートアップし、本気になってダメを出し始める。
 「頭で筋道を組み立てた芝居をしてもダメ。もっと心が動くにはどうすればいいかを考えなきゃ」「誰かが動かしてくれるだろうって待ってても動かないよ。自分の心は自分で動かせ」「居酒屋で喋ってるようにぼそぼそ喋って、それがリアルだなんて思ってるんならとんでもない話だぞよ」

 ダメ出しにはやがて毒もまぶされ始め、おかげで老体の疲労度合いも一気に倍増してゆく。

 6時過ぎに終了後、2日間の講座の感想を聞く簡単な交流会をするというのでその輪に加わっていたら、DOCS3年目のTと2年目の女子Mが感想を言ったあと次々に輪から外れて部屋を出て行く。
 なんだあいつら、ぶしつけだな、トイレか?と思っていたら、ほどなくTが炎たなびくローソクを立てたケーキを持って登場。お、誕生日なんだ。誰だ?と見回せば、ケーキは我が身の目の前に突き出されるではないか。
 え? 俺? 戸惑うオッサンは「俺、今日誕生日じゃないよ」などとほざきつつも、いそいそとローソクの火を吹き消す。 「ちょっと早いけど誕生日のお祝いです」、だって。まったく予期してなかったオッサンは素直に喜べばいいものを、「そんなに早く俺に歳を取らせたいか」とかわいげのないことを言う。
 みんな、ありがとう。また一つ爺ぃになる演出家は嬉しかったよ。吹き消したケーキをよくよく見ると、名前の書かれたホワイトチョコは、りりしい「ガッチャマン」のイラスト入り。
 みんな、ありがとう。日ごろ、基礎訓練で「ガッチャマン・ジャンプ」を何度も跳ばされている恨みを晴らしたかったんだね。

 みんなでケーキを切り分けて食べたあと、老いゆく演出家は独り、りりしきガッチャマンの姿を脳裏に刻みつけましたよ、DOCSの若者たちにもっと筋力トレーニングを強いてガッチャマン・ジャンプを跳ばさなければと固く心に誓いながら。(そのあと、ホワイトチョコ・ガッチャマンをバリバリとむさぼり食いました。)

 その後、プロデューサーOさんや地元レポーターの面々と今夜も居酒屋へ。遙か10年前に始めて広島で芝居をつくった『肉体改造クラブ』に出演していた、かつての女子高生Oも遊びに来てくれて、久々に再会し、居酒屋に同行。

 「Oはいくつになったんだ?」と聞くと、今や「26歳」だと。ますます老いゆく我が身の歳を痛感しながらホテルに帰る。
サプライズのケーキ.JPG

思わぬサプライズのケーキ。ひたすら照れくさい。
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ホワイトチョコのプレートには、ガッチャマンの勇姿が!
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2012年05月12日

今年も「DOCS」始動。――[786]生誕19,355日

 今年度の「DOCS」始動。初回の今日・明日は、オープン講座の演技ワークショップ。5カ月ぶりくらいに会う常連のメンバーのほかに新顔も多く、しかもニューフェイスは男子も女子も個性が強い。まぁ、初めて相手にはそう思うことも多々あるのだが、振り返ってみれば、広島での若者たちとの芝居づくりは今年で7年目。オッサンは老けゆくはずだと、7年前より明らかに固くなっている体を、えいえい、と怒りをぶつけるかのごとく動かす。

 午前10時から始めた身体訓練・発声などを午後の時間までかなり費やし、3時頃からようやく会話の基礎技術も交えた稽古に移行する。へろへろになりながらも、あっという間に終了時刻の午後6時。お疲れさん、俺。
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近い未来の演劇界を背負って立ってくれ。
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2012年05月11日

スマホに翻弄される。――[785]生誕19,354日

 1日空いただけで、今日も朝から常務理事会。議題は目白押しで2時間たっぷり費やしても全部を消化しきれず。尽きることがないんだね、協議会の課題、演劇界の問題。改めて組織を動かしていくことは大変だと思い知る。

 いったん帰宅し、書き物仕事を終わらせてしまおうとパソコンに向かうが、おーい、どういうことなんだよー。またしてもパソコンが言うことを聞かない。昨夜の悪夢、再来。
 くそ、時間がないっていうのにと愚痴りながら起動を試みるが、画面はブラックホールのように暗いまま。完全にお手上げ。たまらずサポートセンターにSOSの電話をかけ、対応に出たオネーチャンと話しながらあれこれいじっていたら、あーら不思議、立ち上がりました、我がパソコン。

 「どうやら、作動がゆーっくりになってるようですね」「ゆーっくり?何が原因なんですか?」「それはわかりません」「………」「バックアップはとってますか?」「いえ」「それじゃOSに不具合が生じている可能性がありますので、先にバックアップを取ってください。一度、システムの復元をなさったということですが、今度はもっと以前の4月頃の状態に復元してみてください」「今すぐ復元したほうがいいですか?」「いや、今、立ち上がってるんでしたら、次回またそうなったときでいいと思います」「(根本解決になってないんじぇねーの、オネーチャンと思いつつ)……わかりました」

 どうにか立ち上がったパソコンで急ぎ、仕事を片付け、ああ、もう時間だとバタバタとキャリーケースに荷物を詰め始める。
 あたふたと準備を済ませ、「よっしゃ、出発」と出かけようとしてスマートフォンを手にすると、ほとんど充電されていない。
 え? なんで? 帰宅してずっと充電してたのに……。原因がわからず、スマホも充電切れ直前のまま、不安な気持ちで羽田に向かう。
 機内ではもちろん爆睡して午後7時半、広島空港に降り立つが、迎えに来ているかと思ったプロデューサーOさんの姿は見当たらない。……あれ?どういう段取りになってたっけ? 電話して確認しようにも肝心のスマホは既に充電切れ。そうだ、公衆電話があるじゃないかと思うが、Oさんの電話番号はスマホしか知らないので掛けようがないことに気づいて愕然……。それでも、おお、そうだ、空港にはパソコンを使えるスペースがあったはずと思い出し、そこでキャリーケースから充電器を取り出して充電開始。……じっと待つ。
 と、隣の公衆電話にやってきた黒人のニーチャンが英語で「この電話はカードしか使えないのか?」と聞いてくる。「コインも使えるよ」と答え、早く早く充電まだかと待っていると、隣でチャリンチャリン音がする。見ると、黒人ニーチャン、受話器を上げる前にコインを何度も投入している。そこで、受話器を取ってれからコインを入れるんだと教えると、ニーチャン、そんなバカなといった顔でオッホホ……と笑い出す。
 よっしゃ、スマホが起動。急いでOさんに「バスで市内に向かう」とメールを打っていると、またしても黒人ニーチャンが数字の書かれた紙切れを差し出し、「これは0か?」と聞いてくる。どうやらそれは広島の市外局番からの電話番号のようなので「0だよ」と教える。と、「広島バスセンター行き、リムジンバス、まもなく出発しまーす」と声がする。
 いかん、これに乗らねばと、慌てて充電アダプタを引っこ抜き、急いで切符を買ってバスに飛び乗る。間に合った……。
 と安堵したのも束の間、手にしたままのスマホを見ると、充電コードの先に付いているはずのプラグがない……。コードはUSBになっていて、その先にプラグがついていたのだが、慌てて引っこ抜いたので、そうか、USBのところが抜けてプラグはコンセントに残ったままになってるんだ……。
 なんという失態、とオノレを責めつつスマホを見ると、もちろんほんの数分しか充電してなかったので、早くも充電切れの警告が画面に表示されている。そこにOさんからメールが届く。「てっきり最終便だと思ってた。ホテルは今回、Nホテルです」
 アブねぇアブねぇ、定宿にしているSホテルに向かうところだったと思いつつ、「広島駅近くのホテルですよね?」と返信。するとすぐに「駅まで迎えに行きます」とメールが届き、ひと安心。
 と思っていたら、何か不穏な胸騒ぎがして運行図を見ると、このバス、終点はバスセンターで広島駅には行かないんじゃないのか……?そういえばさっき、「バスセンター行きと言ってなかったか……? ヤバい、これはヤバいと思いつつ、「運転手さん、このバスは広島駅には行かないんですか?」と藁にもすがる思いで聞くと、「行きません。バスセンターまでです」。

 わー、どうすんだ、どうすんだ、Oさん、駅に向かってるよと慌てふためき、頼む、まだ切れないでくれと祈りながら、「バスはセンター止まりでした」とメール打つ。すかさず、「わかりました。近くにいます」とメールが来るが、「でも充電切れそうなので、電話できないかも」と焦って返信。するとまたすぐにメールが届き、その文面、「大丈夫です」という文字を確認したところで充電が切れ、スマホは死んだ……。

 バスセンターに着くと、果たしてOさんと無事、ご対面。ホテルまで送ってもらい、やっと慌ただしい気分から解放される。
 現在、スマホはUSBでノートパソコンから充電中。月曜日に帰京するのだが、我がスマホのプラグはそのときまで広島空港のあのコンセントに刺さったままになっているであろうか?

 やれやれ。
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定宿ではないので、今回は部屋から原爆ドームは見えません。
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2012年05月10日

依存症。――[784]生誕19,353日

 疲れた体を引きずって夜11時過ぎに帰宅するなり、いつものようにパソコンの電源を入れる……が、立ち上がらない。
 え? なんで? しばし、おあずけをくらった犬のようにじっと待てど、画面は真っ暗のまま生命反応を示してくれない。
 なぜだ? 今朝、出かけるときも正しくシャットダウンしたはずなのに……。突然別れ話を切り出された男のように呆然としていたが、いかんいかん、なんとか復縁しなければと、ユーザーズ・マニュアルと首っぴきになりながら悪戦苦闘を始める。
 だが、電源を入れ直しても、強制終了しても、セーフモードで立ち上げても、我が愛しのパソコンは帰ってきてくれない。オーマイガー。どうすりゃいいんだ。ますます呆然となり、心はあわあわと落ち着くなくなり、絶望の淵にたたき落とされる。
 こうした状況に陥っている我が身に気づいて、あ、これ、依存症だわ、そう思った。私、パソコンがなかったら何もすることがありません、生きていけません。
 いやいや、それじゃマズい。それでは人間失格だ。パソコンがダメならほかにできることをすればいいじゃないか。そう思い直して、録画しておいた「世界のドキュメンタリー」の「ビンラディン追跡の20年」を観る。(仕事をしなさい、仕事を)
 しかし見終わってすぐにまた気もそぞろになり、パソコンにラブコールを送るが、ヤツからの返事はなし。完全無視。
 いよいよ断末魔の叫びをあげたくなるのをぐぐっと押さえ、ひたすら格闘すること2時間。……突然、ヤツは微笑みました。

 あれ? 今、なんで戻った? なんのおかげで正常に起動した? ……わかりません。謎です。わかったのは、明らかに我が身はパソコン依存症だという事実。ああ、恐ろしい。

 座内オーディション最終日。可能性を探るべく、演技の細かいところまで突っ込むつもりが、天敵Oを相手に、またしても「演じるとはどういうことか」という根本問題にぶつかって、あーだーこーだと不毛な時間を過ごす羽目になり、一気に気分は憂鬱になる。

 もしや我がパソコンの豹変したような今夜の不具合は、天敵Oの呪いのせいではないかと本気で思う。
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ああっ、自転車がツツジに丸呑みにされるぅ〜。
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2012年05月09日

ヒールのごとく。――[783]生誕19,352日

 朝から西新宿で会議。臨時の常務理事会。
 このところ、会議にはよくよく我が身に言い聞かせて臨む。
 「できるだけ口数少なく。余計なことは何も口にせず」
 しかし、これが守れない。気がつけば、あーだこーだと片っ端から意見を言う。しかも早口、憮然とした表情なのが自分でもわかるので、まさに「ヒール」(悪役)のごとし。
 どうしてこうなってしまうのか? 黙って人の意見に耳を傾けながら当たり障りのないことを一つ二つ言って終わりにすればいいものを、「黙ってたんじゃ会議に参加してるとは言えないだろ」という思いが先に突き上げてきて、いつしか口角泡を飛ばすがごとし。
 この男、会議は戦闘の場だと思っているのか?
 もっと大人になれよ。

 会議は誰かを言い負かす場ではない。もっと冷静に、もっと的確に言い方を考えなきゃダメだろ。会議では最終的に「なるほど」「それはそうだ」と思わせるほうが「勝ち」なのだから。(そもそも勝ち負けではない)

 会議での反省を心に刻みつけて、座内オーディション2日目の稽古に臨む。毒を吐く前に、「こうしてみて」「今、こうなってるから、もっとこういうふうに」。
 大人を目指す演出家はぐっと我慢を重ねて、激することなく言葉を繰り出してみるのだが、我が劇団の若手は何に遠慮があるのか(毒を吐かれるのを恐れて萎縮しているのか)、そもそも実力がないのか、2ミリほどしか変わらない。
 これじゃ、どれだけ時間があっても先へ進めない。やはりここは有無を言わさず強権発動、毒を吐きまくらないことには奴らの頑固なベールはひっぺがせない。
 だから、いい。おまえはヒールでいいんだと、朝令暮改のごとく、朝の会議での教訓はまたたく間に霧となって消えていく。
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視点は面白いが、中身は意外と軽い。しかも登場人物の誰もが善人にしてポジティブ。

今はこういう軽やかさが受ける時代なのだと再認識する。

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2012年05月08日

語りかけてくれ。――[782]生誕19,351日

 今日の稽古は、『誰も観たことのない場所』の座内若手オーディション。育成のためにも、いくつかの役を若手にスイッチしようと目論んでのことだが、これが予想をはるかに超えて厳しい現実を突きつけられる。
 「それは朗読だろ?」
 「なんで気持ちが移ってないのに台詞を言うんだよ。気持ちがあるから台詞は言えるんじゃねーの?」
 「そのなんか、こんな感じでやろうってまとってるもの取って。邪魔。それは〈ごっこ〉だってば」
 「ねえ、言葉が全然こっちに来ないよ」……

 この勝利なき闘いにいつまで果敢に演出家は挑めばいいのか。おい頼むよ、語りかけてくれ。おまえの言葉で。言葉を届けてくれ、おまえの内に秘めたエネルギーで。

 若手にスイッチするなんて100年早かったか?

 闘いに敗れ、疲労だけを抱えて家に帰ると、もう日付が変わっている。今夜もまたストレス発散のやけ食いに走りまくり、体重だけが増えていく……。
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注目は左側の赤文字。「バナナの叩売り」って今もあるんだとびっくり。しかも「落語」に「餅つき」に「ハワイアン」、なんという脈絡のなさ、に二度びっくり。
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2012年05月07日

気が狂ってしまう。――[781]生誕19,350日

 2週間ぶりにS高校での授業。気がつけば発表公演まであとひと月ほどしかなく、「おいおい、間に合わねぇよ」と思いながら、今日も稽古は少しも進まない。やはり、週1のペースではなかなか勢いが生まれない。少し、いやいや、大きく頭を切り換えないと、とても芝居になりそうにない。業を煮やした演出家は、同じミスを繰り返す主役の女子生徒に「誰だ、おまえを主役に付けたバカ演出家は?明らかにミスキャストだろ」と理不尽なことを言い出す始末。

 ガンバレ、女子高生諸君。お願いしますよ。いやいや、ガンバレ俺、なのか?

 稽古は時間を延長して5時半頃に終了。
 それから西武池袋線→西武新宿線→国分寺線→中央線→井の頭線と乗り継いで(乗り換え4回!)、夜は久我山でワンツーワークスの基礎稽古。ここでも、対女子高生軍団で溜め込んだ憂さも晴らすべく、若手Tの演技に対して「うんこをばらまくのはやめてくれ」とシャブ中のようなダメを出す。いかんいかん、理性を取り戻さなければ。

 しかし、こんなストレス満載の日々が続けば、再び癌になるどころか、その前に気が狂ってしまうのではないかと気が気ではない。(すでに人格破綻しているという説もあるが)
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あれ? こんなところに素敵なチラシが。
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2012年05月06日

しゃべる、しゃべる。――[780]生誕19,349日

 午後、『産まれた理由』取材のため劇団のハイエースではるばる横須賀へ。
 「取材は1時間くらいで切り上げないと、あとでまとめるのが大変だよ。だらだら聞いてもしょうがないよ」

 偉そうに俳優たちにそう言い放っていたどこかの演出家は、今日の取材に4時間も費やす。アポを取っていた産婦人科医の先生に話を聞いていたら、途中、その先生が近くに住んでいる「たいわ士」の女性を呼んでくれて、結局二人にインタビューという予想外の展開ではあったものの、それにしても長い。
  実際、産婦人科の先生も、霊媒師的なことを生業にしている「たいわ士」の女性も、よくしゃべる、しゃべる。それだけ伝えたいこと、わかってもらいたいことが山とあるんだなと、そのパワーに感心するやら、呆れるやら。

 おかげで夕方には帰宅できると思っていたのに、帰り着いてみれば午後11時過ぎ。ただ今、今夜中に終わらせなければならない山積みの書き物仕事を前に途方に暮れている。
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今日の取材は胎内記憶。摩訶不思議、てんこ盛り。
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2012年05月05日

トリビアの泉状態。――[779]生誕19,348日

 『産まれた理由』のホットシーティング開始。取材をもとに報告をしてもらい、そこから即興で質疑応答を繰り返しながら、大まかなキャラクターをつくりあげていく。
 まだまだ手始めなのでキャラクターは今後さらに時間をかけ、磨きをかけねばならぬと思うが、インタビューで得られた妊娠にまつわる話は一つ一つが面白く、聞いている独身男の演出家は「へー」「ほー」とトリビアの泉状態。

 今日は3人のホットシーティングをやって(一人一人にやはり時間がかかる)午後11時前に終了。笹塚の稽古場から戻ってくると午前0時近く。もちろん、体はへろへろ。この疲れやすさは気持ちの問題なのか、加齢なのか。(両方です)

 昨日書き忘れたが、ブラッド・ピット主演の映画『マネーボール』を観た。さすがにアカデミー主演男優賞にノミネートされただけあって、ブラピは安定感のある円熟期の演技で存在感が際立つ。主演男優賞を受賞した『アーティスト』のジャン・デュジャルダンより格上の印象。映画そのものもマーケティング理論でメジャー・リーグのチームを作るという発想が「もしドラ」に通じるものもあり、最後まで飽きない。
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腹減ったというアピール? それとも注意を促す「おやっ」?
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