2010年12月03日

老い日記[260]――生誕18,828日/禁煙213日目

 朝から執筆作業に頑張るが、首・肩の痛みに耐えきれず正午すぎにはマッサージへ。「現実逃避だろ?」と、もう一人の自分が我が身を責めるが、いざ俯せになって体のあちこちを押してもらうと、「うわ、うわ、めちゃくちゃ固まってる」と日頃の疲労蓄積を実感。
 外は「爆弾前線」とやらの影響で風が激しく舞い、なぜか午後には気温もぐんぐん上がり、まさかの20℃越え。12月だというのに、どうなっているのか地球、大丈夫か?
 夕方、どんな服装で出かければよいのやらと迷うが、冷え込み始めていることだし帰りのことを考えて革のハーフコートを着ていくと、新宿3丁目駅ホームで20歳くらいの若者男子を見かけてギョッとなる。Tシャツ1枚に半ズボン。確かに昼間は季節を疑うほどに温かかったが、それにしても12月だぜ。一瞬、俺と彼、どちらが異空間をさまよっているのかと目を疑った。あまりに自分とかけ離れている人間に出くわすと、人間、あわわわわとアイデンティティを失いそうになるんだな、などと考えながら待ち合わせ場所に着くと、俳優OがTシャツ1枚で立っていた。おまけに直後にやってきた若手俳優OもTシャツ1枚……。オ、オレのほうがおかしいのか?ガラガラと音を立てて自己崩壊……するはずもなく、強気一点張りの男は二人のTシャツ男に「馬鹿じゃねーの!!」と言い放つ。
 
 夜、『春琴』を観る。初演、再演も観ていて、今回は再々演。観るたびに作品の奥行きが深くなっていて、目を見張りながら至福の時間を味わう。サイモン・マクバーニー演出。まさに一分の隙もない傑作。
キリンがいます.jpg
この中にキリンがいます。
posted by 老い日記 at 00:00 | Comment(0) | 日記