2011年04月04日

新燃岳は昨日も爆発。――[382]生誕18,950日

 思い返せば、日本に甚大な被害を及ぼした東日本大震災の予兆は新燃岳の噴火にあったのではないか。宮崎のアナウンサーMさんから今日、「新燃岳は昨日も爆発、宮崎市でも降灰がありました」とメールが届く。しかし東京のニュースでは今やまったく触れられることはない。喉元過ぎれば熱さ忘れる。とは言うものの、世の移ろいはあまりにも早い。そして、反省とか警鐘とか、大事なことをいとも簡単に忘れてゆく。
 
 午後1時から事務所で翻訳家のSさんと『又聞きの思い出』の第二稿に向けてのテキレジ作業。今日は第2幕をあーだこーだ言い合いながらセリフを1行1行、吟味していく。それにしても英語では実に簡単なフレーズが日本語になると、どうにも長ったらしくなる。なので原文の持つテンポが出ない。そこが腕の見せどころなのだろうが、凡才にはその力はないので語学力ではなく、ひたすら推理力だけで勝負を挑んでいる。
 お気に入りの言い回し。「あいつはもう過去の人だよ」→「She is a history.」。言ってみたいっす。
 
 木曜からは稽古が始まるので、今のうちにほかの書き物仕事もわっせわっせと片づけなければならないのだが、締切とか他人の迷惑とか、そういうことも老人は簡単に忘れゆく。ははははははははは。と笑いごとではありませぬ。ガンバロウ、俺。
高千穂牧場3.jpg 
高千穂牧場(宮崎と鹿児島の県境)の満開の桜と白煙をたなびかせる新燃岳。う、美しい。
posted by 老い日記 at 00:00 | Comment(0) | 日記