2011年04月18日

女子高生にまみれる。――[396]生誕18,964日

 うわ。ソファで仮眠のつもりが爆睡した非常勤講師は慌てて飛び起き、こりゃ遅刻だと確信しつつ、バタバタと家を出て、はるか北西へ北西へと移動。目指すは小手指のS芸術総合高校。今日が授業初日だというのに、やってくれるぜオッサン。50も過ぎて「やっちまったぜ」をやってくれるとは。
 ところが、関東バス→西武新宿線→西武池袋線→バスの乗り継ぎがいずれもスムーズにいき、辿り着いてみればぎりぎりセーフ。おお、神よ。助かったと思い、出迎えてくれた担当のY先生に余裕のない出勤を詫びつつ体育館へ向かおうとすると、「ひとまず校長室へ」と案内される。なんだなんだと思っていたら、辞令交付。ぎりぎり非常勤オッサンが入室するや校長先生、立ち上がって辞令書の束をパラパラめくって1枚取り出し、おもむろに声を出して読み始める。まさか校長、ここで交付式ですか?まさか校長、全部読みあげますか? ほかに誰もいませんよ。もう授業、始まりますよ、渡してくれりゃ、それでええんじゃないですか?……などとは口が裂けても言えず、最後まで神妙に拝聴し、しっかりお辞儀をしつつ両手で受け取る。
 受講する生徒は女子39名に、男子はたったの1名。女子高生軍団は指示通りにマジメにトライするが、すぐにギャハギャハ笑い出すのでオッサンは何がおかしいのやらまったくわからず途方に暮れる。たった一人の男子C君、二人でしっかり連帯し、この疎外感と闘おうな。
 授業は演技の基礎実技で、みっちり4時間。インストラクターはいないので、50過ぎのオッサンはしゃかりきになって動かねばならず、体にこたえるこたえる。まるで虎の穴です。
 
 へろへろになって授業を終えると、すぐに取って返して今度は東南へ東南へと急いで我が身を運ぶ。
 本日、笹塚での稽古最終日。笹塚に住む俳優Kから、「今日で笹塚、最後ですよね?稽古終わりに軽く一杯いかがですか?」とメールが入るが、稽古後には衣裳打ち合わせがあり、疲れた体に鞭打って軽く毒を吐きつつ『又聞きの思い出』の稽古を終えると、すごすごと事務所に舞い戻って、今回の芝居の設定である1950年代のアメリカのファッションについて、あれやこれやと言いたいことを言う。
 帰宅は当然ながら、午前1時近く。眠いっす。
音楽リハーサルスタジオ.jpg 
隣の音楽リハーサルスタジオは朝6時まで利用可能。ミュージシャンは徹夜練習が多いってことか?
posted by 老い日記 at 00:00 | Comment(0) | 日記