2011年06月30日

もう、この世にいない。――[469]生誕19,037日

 今朝、宮崎の劇団の代表Oさんが亡くなった。昨日から体調が悪くなり、会社を早退して自宅で休んでいたら夜中、尋常とは思えぬいびきをかき始め、驚いた奥さんが起こそうとしたところ、既に意識不明。慌てて救急車を呼んだが、そのまま今朝の6時に息を引き取った。
 なんとも理不尽な突然死。死因は心不全ということで片付けられたが、原因不明。一昨日の夜もみんなで元気よく稽古をしていたという。我が身も宮崎に出向いて一緒にホットシーティングの稽古をしたのは、ほんの10日前(今月19日)。
 未だに現実が受け止められない。『29万の雫』という口蹄疫をテーマにしたドキュメンタリー・シアターを上演するのだと、穏やかな性格の彼は心静かに闘志を燃やしていた。稽古後の居酒屋でも酒を酌み交わし、どうしたらいい芝居になるか語り合った。その彼がもう、この世にいない。
 人はホントに突然、死ぬんだね。ホントに突然、存在しなくなるんだね。まだ38歳という若さ。幼い4歳の子どももいる。今はただただ残念で、無念でしょうがない。訳がわからないまま旅立たされた理不尽さに、奥さんの心中はいかばかりか。
 このぶつけようのない無常と腹立たしさを今はじっと受け止めるしかない。Oさんの情熱はしっかりと胸に刻みつけて。
 岡田心平君、心残りは山とあるだろうが、どうぞ安らかに。
 
 昨日紛失した我がケータイ、見つかった。ダメ元で午前中、京王線と都営線の駅に再度問い合わせたところ、届けられてた。届けられたのは昨夜の11時、終点近くの一之江駅。我が身から新宿駅でするすると滑り落ちたケータイは、1時間半もの旅をして遙か先の駅で発見されたことになる。ただ、「一之江駅のコンコースに落ちていた」と言って届けがあったらしいので、誰かが電車内で拾い、それを一之江駅の構内で捨て、それをまた誰かが拾って届けてくれたことになる。最後に届けてくれた親切なあなた、どうもありがとう。助かりました。
 早速、午後の打ち合わせの後、夕方になってはるばる春日駅すぐ近くの「忘れ物センター」まで取りに行く。手続きは簡単で、無事に手元に戻った。駅員の皆さん、お手数かけました。
 ケータイを受け取った後、突然、「あの、岡田心平君もここに忘れられていないでしょうか?」と言いたくなる馬鹿な衝動が突き上げてきて、やるせなくなる。
忘れ物センター.JPG
振り返れば我が人生、なくしたものは数知れず。
posted by 老い日記 at 00:00 | Comment(3) | 日記