2011年07月03日

なぜ知っている?――[472]生誕19,040日

 7月に入って気温はますます高い。暑い。こんなうだるような日々で節電はうまくいくのか。日本国民15%節電と言うが、15%という数字はどうやってチェックするのか? 毎月届く使用量を月ごとに確認すればいいのか? それとも毎日、こまめに電気メーターをチェックしている強者もいるのか?
 
 クーラーをつけたり消したりしながら執筆モード全開でパソコンに向かっていると、ファンファーン、とインターフォンの音がする。ここはすまぬが無視と決め込み、気持ちを執筆に向かわせようとするが、「すみませーん、古城さぁん、すみませーん」と男の声が響く。なんだよ、もう、と仕方なく諦めて玄関に行きドアを開けると、「新商品のサンプルを今、お配りしてるんです」と人の良さそうな30代半ばくらいの男がビニール袋に入れた牛乳を掲げて見せる。「……結構です」。やや呆気にとられながら答えると、「お嫌いですか、牛乳」とにこやかに聞いてくる。「はい」とにべもなく答えるオッサン。「……そうですか」と人の良さそうな男は寂しそうな顔になるが、仕事で忙しいんだよ俺は的な劇作家は冷たくドアを閉める。
 パソコンの前に戻ってきて、ふと疑問が浮かぶ。今の人、古城さんと名前を呼んだよな。なぜだ?ドアに表札は出してないし、郵便受けも無記名にしている。なぜ、人の良さそうなあの男は我が名前を知っているのだ? ……途端に不気味さが募り、体にもいくらか冷たいものが走る。
 
 左膝の痛みを覚えつつ今日も走りに出る。日曜日とあってランナーが多い。犬の散歩も多い。へとへとになって帰宅し、体重計に乗ると、ついに体重は10kg減。ま、一時的な数字ですがね。こんなに暑いんじゃ、アイスクリームをドカ食いするのは目に見えてるから。(しっかり食べました)
ビルに雲.JPG
ビルに映る、空、雲、ビル。環境映像の流れる巨大モニターのよう。
posted by 老い日記 at 00:00 | Comment(0) | 日記