2011年08月11日

鼻声で「ドS」。――[511]生誕19,0686

 今年も夏の広島「DOCS」がスタート。
 立ち稽古初日の今日、それなりに自主練習をしたのであろう、全員がほぼセリフは入っている。偉い。頑張ったぞ、若者。我が劇団メンバーに爪の垢を煎じて飲ませたいぞ。
 だが、残念ながら繰り出されるセリフに解釈はない。字面を追ってるにすぎない。腹黒い演出家が「今のどんな意味で言ってる?」「どんな気持ちで今の言い方になったか説明して」「そのセリフでこの人物はホントは何が言いたいのか考えたことある?」、怒濤の質問ダメ出しで追い込んでいくと、主役のM(18歳)は演出家が不満を露わに「M君!」と芝居を止めるたびに、怯えた子犬のようにこちらを振り返る。
 そのすがるような目に騙されるはずもなく、かえってドS心の火に油を注がれた風邪引き演出家は鼻声で荒れ狂うようにダメを出す。毒ある罵詈雑言を吐き続ければ風邪の菌も吹っ飛ぶさ、と言わんばかりに。(吹っ飛びません)
 しかし短期決戦の「DOCS」、10日後には本番。このペースで果たして間に合うのか?と不安を覚えつつ、今日はひたすら毒を吐き続けて午後8次半過ぎに終了。
 その後はいつもの如く地元サポーターの面々と居酒屋へ。今後の「DOCS」の在り方について真面目に話し込むうちに、気がつけば12時近く。予想通りではあるが、広島の一日はあっという間に終わる。
俺たちの甲子園.JPG
素敵なポスターも既に掲示されている。
posted by 老い日記 at 00:00 | Comment(0) | 日記