2011年10月13日

何よりもコンセプト。――[574]生誕19,143

 朝からT高校で授業のため神楽坂。担当のY先生にニヤニヤ顔で、「ブログを拝見したら、ガイコツが出てましたね」と言われる。まさか、この日記をチェックされていたとは。Y先生とは先週、初めて会ったばかりなのに。
 授業は約2時間。基礎トレーニングをせっせと1時間やって、残り1時間で各チームが芝居仕立てでつくってきた『三びきのやぎのがらがらどん』を見てのダメ出し。いったんダメを出し始めるとあっという間に時間が過ぎていくので、「短く短く」と我が身に言い聞かせ、なんとか5チームをひと通りやって時間内に終わらせる。
 高校2年生、16・17歳の若人たちがつくりだす芝居は細部に「ほお」と思うようなアイディアがたくさんあるものの、まだまだ全体像は捉え切れてはいない。
 「君らは一つ一つのセリフから細かいアイディアを発想してるけど、逆だよ。全体はどういうふうに解釈できるか。また、どのような世界を創り出したいのか。それをまず考えなきゃ。それがあれば、セリフ一つ一つ、動きの一つ一つに対するアイディアも、コレはアリ、コレはナシとジャッジできるから。大事なのは何よりもコンセプトだからね」
 約1カ月後に我がワンツーワークスの公演を控えながら、少しも進んでいない演出家は我が身に言い聞かせるように女子高生諸君にしたり顔で述べたてる。ああ、みっともない。
マスク骸骨.JPG
その骸骨くん。今週はなぜか仮面を装着。シャイ?
posted by 老い日記 at 00:00 | Comment(0) | 日記