2011年12月20日

幻なのか?――[642]生誕19,211日

 体と目を酷使した2日間のたっぷりワークショップ。昨日の女子高生軍団の傍若無人なパワー。それらの疲労が蓄積したせいなのか、背中がとんでもなく重い。特に肩胛骨周り。それに腰。すっかりおじいちゃんのように背中を丸め、んしょ、んしょとよちよち歩きのように動いている我が身が哀れ。
 
 劇団の基礎稽古もさほど進展がないまま今年も終わる……と思っていたら、若手3バカトリオの一人、N(28歳)に異変が……。このN、演技中にやたら奇っ怪な動きを繰り出すことから、毒舌演出家は芸人の有吉にも負けず劣らずの言いっぷりで、「おい、そこの虫」「なんで、そんなに触覚ばかり(手のことですが)動かすんだよ」と言いたい放題であったが、どうしたことか、昨日・今日の稽古ではちゃんと「人間に見える」ではないか。それも時に、爽やかささえ滲ませて。いやいや、俺は何かの幻を見ているのではないかと勘ぐりつつ、「Nって今年で入団何年目?」と聞くと、「5年目です」。
 おお、そうであったか。今まで劇団で数多くの若手俳優を見てきて、これは断言してもいいが、役者というのはある日突然うまくなる。突然、人が変わったように、ある日、何もかもが一気にレベルアップする。そしてそれがやって来る人には、だいたい入団5〜6年で訪れる。……ってことは、もしやもしや、あの昆虫男が演技上達の階段を一足飛びに駆け上がったのか?3バカトリオから抜け出したのか?
 幻でないことを祈る。
日本の論点.JPG
日本の論点。大転換が始まるそうな。
posted by 老い日記 at 00:00 | Comment(1) | 日記