「2時46分」のそのときは昼公演の上演まっただ中だったわけだが、あらぬ事を考える演出家は、その2時46分ジャストに突然、時報を効果音で出して芝居をストップモーションにしてやろうかとも考えたのだが、それではあまりに唐突すぎるかと思い直し、終演後の黙祷にした次第。
被災地の復興はまだまだ、道遠し。国も東電もいい加減に腹をくくって本気で取り組んでくれ。
次の世代に何が残せるのか。去年の「3・11」以降、そのことをますます真剣に思うようになった。
忘れてはならじ。決して。
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被災地の復興はまだまだ、道遠し。国も東電もいい加減に腹をくくって本気で取り組んでくれ。
次の世代に何が残せるのか。去年の「3・11」以降、そのことをますます真剣に思うようになった。
朝から会議で西新宿。月曜の理事会に続いて、今日は常務理事会。このところ加盟劇団に破産解散などが相次いでいて、演劇界を取りまく環境はいっこうに改善しない。くわばら、くわばら。マジで他人事ではない。
その効果もあったのか、芝居は「隙のない緊迫度」が昨日よりさらにアップ。まあ、この状態を初日にもってこいよ、アホ演出家、ということはあるが。
せっかくの揃い踏みであったが、2回通したら、それだけで時間はいっぱいいっぱい。やはり実際にシーンスタディをやるとなると、2時間の授業ではいかんともしがたい。もったいない。
稽古場では何年ぶりになるのだろう、音楽監督のSさん、照明プランナーのSさん、俳優のSさん(みんなS!)、懐かしい方々に会う。皆さん、変わらず元気。いいことだ。
トチリはあったが、観客にも救われて今までで最も芝居にのめり込んでいく一体感がある。よしよし。
そうだよオッサン、四の五の言わずにやれってことだ、ほかの仕事もな。はいはい。
初日前の地獄の日々の疲れが今なお溜まっているのか、終演後居酒屋に流れても、ほとんどアルコールを口にしない日々が続く。健康ライフではあるが、何というか、甲斐がない。