2010年12月12日

老い日記[269]――生誕18,837/禁煙222日目

 「DOCS」公演本番当日。9時、劇場入り。ウォーミングアップは地元サポーターの方々に任せて、音響・照明のチェック、昨夜のゲネプロのダメだしの確認に時間を割く。「DOCS」では演出だけではなく、美術プラン・音響プランまで独りで考えねばならないので、我が劇団の公演より負担が大きい。
 1040分頃からゲネプロ。昨夜よりずいぶん芝居がスマートになってきたものの、まだまだ惜しい点が随所に。だがそれを小返しするゆとりはなく、開場10分前にスタンバイ。
 本番マチネ2時開演。予想に反して、客席は満席に近い、ほぼ9割の入り。出来もまずまず。「おお、我がDOCSメンバーもずいぶん腹がすわってきたな」と頼もしく思う。
 それでもマチネ終了後、ダメ出しをして、今さらながらダンスの場面を手直し。何度か繰り返し、ソアレも開場20分前になってようやくスタンバイ。まさに、綱渡りの如き芝居づくり。
 本番ソアレ5時開演。昼ほどではないが8割近くは客席が埋まり、ひと安心。あー、これで今年の「DOCS」も何とか無事に終わったなーと感慨深げに舞台を見ていたら、いきなり頭の場面で出るべき人が出てこない。嘘だろ、ここに来て出トチ?しかもそれは少年少女ではなく、27歳の地元俳優でサポーターとして関わるS。もしもし? 全然サポートになってませんがな。
 終演後に確認したら、やっぱり出トチ。S君いわく、「別世界に行っておりました」。帰ってこなくてよろしい。
 大人俳優の出トチに誰一人ひるまず、芝居は何事もなかったように無事に終演。終わってみれば、評判も上々。そんなもんです。
 
 9時過ぎから打ち上げ。始まってしばらくすると、来春に九州の短大に進学する18歳男子が感極まって泣き出し、それにつられて涙する青春真っ盛り男女があっちにもこっちにも。ここはひとつ、鬼の演出家も加わっておいおい泣いてみるかと思うが、もちろん涙なんぞ出るはずもなく、「いいなぁ、若いって」と、過ぎし日の遠い彼方を見るように溜息だけが出る。
 12時前に1次会終了。帰り際、ポジティブ17歳男子が「うちのオカンが古城さんにって」と渡してくれた差し入れの中身は風邪薬「リココデ」8本。このブログに書いたのを読んで、差し入れてくれたらしい。ありがとうございます、お母さん。実は先月、広島に来た際に、プロデューサーのOさんから「ハイ、これ」と既に10本の「リココデ」を渡されております。なので現在、しめて18本の「リココデ」。よっしゃあ、頑張って風邪ひくぞー。
 12時頃から大人だけで2次会。なんだかみんな疲れ果てていて早く帰りたいのに意地で残ってる、というか、店から出るのもかったるい。そんなけだるさが充満していて、まるで老人ホームのサロンのような雰囲気。
 解散は2時過ぎ。ご老体演出家はホテルに帰るや肉体疲労・精神疲労、ともに激しく、「そうだ、ここはリココデ1本!」と思うが、もちろん飲む必然はどこにもないのでやめておく。
箸袋.jpg
打ち上げの居酒屋の箸袋には「DOCS様御一行様」の文字。好印象を得ようと、涙ぐましい商魂……。
リココデ.jpg
風邪薬「リココデ」。ホントに広島限定なのか?
posted by 老い日記 at 00:00 | Comment(2) | 日記
この記事へのコメント
オカンから一言
「いつでも送るわよ、年末送ろうかしら」
とのことです。
全力で止めます!!(笑)
Posted by よしだけんご at 2010年12月16日 19:32
名前改名しました!笑
来年の一回目の稽古に10本リココデ持って行きますね!笑
Posted by 三上噛み男 at 2010年12月17日 13:22
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