2010年12月15日

老い日記[272]――生誕18,840/禁煙225日目

 文学座の戌井市郎さんがお亡くなりになった。入院してることも聞いていなかったので、「まさか」という思いに包まれた。会議の時にも矍鑠として弁舌明晰、戌井さんとご一緒するたびに「老い」を感じさせない歳の取り方もあるんだなぁ、と羨ましく思っていた。残念でならない。享年94
 戌井さん、長年お世話になりました。
 
 今年は井上ひさしさん、つかこうへいさん、戌井市郎さんと時代を牽引した巨星が相次いで亡くなり、その一方で注目される20代の劇団主宰者が次々と登場。振り返ってみれば、演劇界の世代交代が鮮明になった1年であった。
 巨星にもならず、とうに若手でもない我が身はいつまで芝居にしがみつくのか?遅々として先が見えない稽古を重ねながら、オノレの不甲斐なさだけを噛みしめる。
黄色の絨毯.jpg
黄金の絨毯。季節は巡る。
posted by 老い日記 at 00:00 | Comment(1) | 日記
この記事へのコメント
戌井先生、成熟した物腰と晩年においても変わらぬ改革への挑戦が同居された、素晴らしい演劇人でした。NHKでやった江守さん主演の平田オリザ作品も好きでした。演劇をしていなくても、自分の仕事に対してこうありたいと、強く思います。ご冥福をお祈りいたします。
Posted by tohrisugari at 2010年12月20日 04:15
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