2011年03月26日

打ち上げる。――[373]生誕18,941日

 「ガンバロウ日本」の張り紙をちらほら見かけるようになった。被災地の数多くが今なお困窮状態にあり、一進一退の福島第一原発は今日にも取り返しのつかない大惨事になるやもという状況にあるにも関わらず、芝居だけに明け暮れる日々に身を置いていると、我が身のいる日常と未曾有の事態との距離感がだんだん取れなくなっていくようで空恐ろしい。
 
 今日は午前中から初台。新国立劇場演劇研修所5期生のシーンスタディ発表公演『オールド・セイブルック』は、1時&3時開演の今日も2ステージ。関係者オンリーながら観客はどちらの回も15人ほどは入る。1時開演には我が劇団の制作F女子と、同じウディ・アレンの『又聞きの思い出』を訳した翻訳家のSさんも姿を見せる。芝居は昨日から今日にかけて1ステージごとに緊張が解け、緩みもなくなって一番出来のいい舞台で締めくくれたのではないか。
 最後のダメ出しを終えて、初台から西新宿へ徒歩で向かう。6時からはワンツーワークスの新メンバーオーディション。本日2回目のウォーミングアップをヒーヒー呻きながらこなす。
 オーディションを9時半過ぎに終えると、またまた歩いて初台へ逆戻り。既に7時から始まっていた『オールド・セイブルック』の打ち上げに合流。「残ってやり遂げた8人の結束は強くなったよな」という一人の言葉に皆、うんうんと頷く。振り返れば、わずか3週間の稽古期間だったのだが、衝撃の大震災、数人の東京脱出、やり直しのキャスティング……と、いったいどうなるんだ?となかなか先が見えず、とんでもなく長い期間を過ごしていたような気がする。
 
 帰宅してみると、宅配便の不在連絡票が届いていて、なんだなんだ?と見てみると、お荷物「水」、差出人「悟空」。???悟空から水の届け物? 誰だ、悟空って。ドラゴンボールか?
ガンバロウ日本.jpg
「ガンバロウ日本」。初台の三菱自動車販売店。

オールドセイブルック美術.jpg
『オールド・セイブルック』舞台美術。
posted by 老い日記 at 00:00 | Comment(0) | 日記
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