2011年04月27日

毒の濃度が高い。――[405]生誕18,973日

 会議で朝から西新宿へ。久々に全員揃っての「広報委員会」。機関誌次号の特集を何にするかで、話題は自然と「東日本大震災」に。同じ芸術に身を染める者であっても、音楽の人たちと違って、つくづく演劇は役に立たない。少なくとも即効性がない。復興に精力を傾ける人たちに、いったい演劇は何ができるのか。その答えを改めて探る意味も含めて、特集テーマは「東北の演劇の今」に決定。
 
 会議を終えると、目と鼻の先にある新国立演劇研修所に顔を出して今年のスケジュールなどを簡単に打ち合わせ、それから中野の稽古場へと急ぐ。
 今日は父役のミスター・ウエスタンと母役のベテラン女優NさんがともにNGなので、わが劇団の俳優を中心に、できる場面を細かく指示しつつ何度も何度もいじめのように繰り返す。するとなぜだか、「それは技術がないってことですか?」「遅い、遅すぎる下手すぎる」と撒き散らす毒の濃度も高い。ほとんど暴走のように演出家だけがヒートアップするが、今日は稽古場の荷出しがあるため7時半で稽古は打ち切り。
 くそー、せっかく燃えてきたのに。この火照った体をどうすりゃいいのさ。(どうもしなくて結構です)
鯉のぼり.jpg
鯉のぼり。風が強すぎて、ばっさばっさとのたうち回る。まるで死にかけの魚の群れのよう。
posted by 老い日記 at 00:00 | Comment(1) | 日記
この記事へのコメント
新国立来てくださってありがとうございました。とてもうれしかったです
Posted by よしだけんご at 2011年04月30日 23:40
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: