2011年07月28日

稽古場難民?――[497]生誕19,065日

 左肩胛骨の上の辺りを人差し指・中指・薬指の3本で力まかせにぐいぐい、揉み込むように回し押すと、ほんとに「ゴリッ、グリッ、ガリッ」と音がする。それもかなりデカい音。こんな音がしてもいいのか。何かマズイことになってないか、我が体。
 このあいだマッサージに行ったら、ニーチャンは「前より、ゆるくなってきましたね」と言うが、肩も肩胛骨も揉まれるたびに激痛しかしない。
 
 次回公演『死に顔ピース』には俳優だけでなく、クラウンにも客演してもらう。午後、そのクラウンのYさんと打ち合わせ。
 「俳優の人って俳優やってますと言えば、それで納得してもらえますけど、クラウンやってますと言うと、へぇ、で、何やってるんですか?とさらに聞かれるんです。いやま、ジャグリングとかもやりますけど、それだけじゃなくて……と、いちいち説明しなきゃならない。そのたびにクラウンって日本じゃまだ全然認知されてないんだなぁと思います」
 Yさんの言葉に深く同意する。その後、F女史と制作打ち合わせ。こちらの女史はどんなことでもすぐに「やってみれば?」と言い出すので慎重にならないといけない。すぐに同意してしまうと、とんでもないことになりそうな気がして侮れない。こちらに慎重な決断を促すために言っているのだとしたら、大したものではあるが。
 
 F女史とのスリリングな打ち合わせを終えて、稽古のために急いで地下鉄とバスを乗り継いで笹塚へ。なんとか立ち稽古に間に合ったと稽古場に足を踏み入れたものの、それらしき集団の姿はどこにもない。あれ?あれ? ……今日の稽古場、ここじゃなかった。……ものすごい脱力感。もうこのまま帰りたい衝動に襲われながら、いよいよ痴呆症の進む演出家はやるせない思いで心をいっぱいにして桜台へと改めて向かう。
剪定された植木.JPG
剪定された植木。切られてもまた芽吹く。その逞しさが羨ましい。
posted by 老い日記 at 00:00 | Comment(0) | 日記
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