2011年08月18日

少しビビる。――[518]生誕19,0693

 『俺たちの甲子園』も本番まで残すところあと2日。追われ追われて時は過ぎゆく。今日も稽古を始めるや、ろくに休憩を取る暇もなく、気がつけば5時、気がつけば9時半と、怒濤の勢いで時は過ぎ去る。
 主役のM(19歳男子)は取っ組み合いをする場面、怒鳴る場面、悔しさに震える場面、どれもこれもうまくできず、あの手この手で解説しても、「よくわかりません」。草食男子もここに極まれり。「喧嘩したことないのか?」と聞くと、Mのみならず、男子全員が「ありません」。日本人のオスの将来は大丈夫なのか?
 
 休憩中に19歳女子が近づいてきて、「芝居のいいところってどんなことですか?」と真顔で聞いてくる。不意を突かれた演出家は、「どうして生きているんですか?」と問われたような気になり、少しビビる。すいません、目先のことに追われて、そんなこと最近考えたこともなかったです。
 「いろんな人の価値観を体験できること。それから本番が終わると、潔くすべてが消え去ってしまうこと」
 自分の答えた言葉に、後から思わず赤面しました。すいません、疲れてるんです。
舞台設定は野球部員の下宿部屋.JPG
舞台設定は野球部員の下宿部屋。
posted by 老い日記 at 00:00 | Comment(0) | 日記
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