2012年05月11日

スマホに翻弄される。――[785]生誕19,354日

 1日空いただけで、今日も朝から常務理事会。議題は目白押しで2時間たっぷり費やしても全部を消化しきれず。尽きることがないんだね、協議会の課題、演劇界の問題。改めて組織を動かしていくことは大変だと思い知る。

 いったん帰宅し、書き物仕事を終わらせてしまおうとパソコンに向かうが、おーい、どういうことなんだよー。またしてもパソコンが言うことを聞かない。昨夜の悪夢、再来。
 くそ、時間がないっていうのにと愚痴りながら起動を試みるが、画面はブラックホールのように暗いまま。完全にお手上げ。たまらずサポートセンターにSOSの電話をかけ、対応に出たオネーチャンと話しながらあれこれいじっていたら、あーら不思議、立ち上がりました、我がパソコン。

 「どうやら、作動がゆーっくりになってるようですね」「ゆーっくり?何が原因なんですか?」「それはわかりません」「………」「バックアップはとってますか?」「いえ」「それじゃOSに不具合が生じている可能性がありますので、先にバックアップを取ってください。一度、システムの復元をなさったということですが、今度はもっと以前の4月頃の状態に復元してみてください」「今すぐ復元したほうがいいですか?」「いや、今、立ち上がってるんでしたら、次回またそうなったときでいいと思います」「(根本解決になってないんじぇねーの、オネーチャンと思いつつ)……わかりました」

 どうにか立ち上がったパソコンで急ぎ、仕事を片付け、ああ、もう時間だとバタバタとキャリーケースに荷物を詰め始める。
 あたふたと準備を済ませ、「よっしゃ、出発」と出かけようとしてスマートフォンを手にすると、ほとんど充電されていない。
 え? なんで? 帰宅してずっと充電してたのに……。原因がわからず、スマホも充電切れ直前のまま、不安な気持ちで羽田に向かう。
 機内ではもちろん爆睡して午後7時半、広島空港に降り立つが、迎えに来ているかと思ったプロデューサーOさんの姿は見当たらない。……あれ?どういう段取りになってたっけ? 電話して確認しようにも肝心のスマホは既に充電切れ。そうだ、公衆電話があるじゃないかと思うが、Oさんの電話番号はスマホしか知らないので掛けようがないことに気づいて愕然……。それでも、おお、そうだ、空港にはパソコンを使えるスペースがあったはずと思い出し、そこでキャリーケースから充電器を取り出して充電開始。……じっと待つ。
 と、隣の公衆電話にやってきた黒人のニーチャンが英語で「この電話はカードしか使えないのか?」と聞いてくる。「コインも使えるよ」と答え、早く早く充電まだかと待っていると、隣でチャリンチャリン音がする。見ると、黒人ニーチャン、受話器を上げる前にコインを何度も投入している。そこで、受話器を取ってれからコインを入れるんだと教えると、ニーチャン、そんなバカなといった顔でオッホホ……と笑い出す。
 よっしゃ、スマホが起動。急いでOさんに「バスで市内に向かう」とメールを打っていると、またしても黒人ニーチャンが数字の書かれた紙切れを差し出し、「これは0か?」と聞いてくる。どうやらそれは広島の市外局番からの電話番号のようなので「0だよ」と教える。と、「広島バスセンター行き、リムジンバス、まもなく出発しまーす」と声がする。
 いかん、これに乗らねばと、慌てて充電アダプタを引っこ抜き、急いで切符を買ってバスに飛び乗る。間に合った……。
 と安堵したのも束の間、手にしたままのスマホを見ると、充電コードの先に付いているはずのプラグがない……。コードはUSBになっていて、その先にプラグがついていたのだが、慌てて引っこ抜いたので、そうか、USBのところが抜けてプラグはコンセントに残ったままになってるんだ……。
 なんという失態、とオノレを責めつつスマホを見ると、もちろんほんの数分しか充電してなかったので、早くも充電切れの警告が画面に表示されている。そこにOさんからメールが届く。「てっきり最終便だと思ってた。ホテルは今回、Nホテルです」
 アブねぇアブねぇ、定宿にしているSホテルに向かうところだったと思いつつ、「広島駅近くのホテルですよね?」と返信。するとすぐに「駅まで迎えに行きます」とメールが届き、ひと安心。
 と思っていたら、何か不穏な胸騒ぎがして運行図を見ると、このバス、終点はバスセンターで広島駅には行かないんじゃないのか……?そういえばさっき、「バスセンター行きと言ってなかったか……? ヤバい、これはヤバいと思いつつ、「運転手さん、このバスは広島駅には行かないんですか?」と藁にもすがる思いで聞くと、「行きません。バスセンターまでです」。

 わー、どうすんだ、どうすんだ、Oさん、駅に向かってるよと慌てふためき、頼む、まだ切れないでくれと祈りながら、「バスはセンター止まりでした」とメール打つ。すかさず、「わかりました。近くにいます」とメールが来るが、「でも充電切れそうなので、電話できないかも」と焦って返信。するとまたすぐにメールが届き、その文面、「大丈夫です」という文字を確認したところで充電が切れ、スマホは死んだ……。

 バスセンターに着くと、果たしてOさんと無事、ご対面。ホテルまで送ってもらい、やっと慌ただしい気分から解放される。
 現在、スマホはUSBでノートパソコンから充電中。月曜日に帰京するのだが、我がスマホのプラグはそのときまで広島空港のあのコンセントに刺さったままになっているであろうか?

 やれやれ。
ホテル.JPG

定宿ではないので、今回は部屋から原爆ドームは見えません。
posted by 老い日記 at 00:00 | Comment(0) | 日記
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