2010年08月25日

老い日記[160]――生誕18,728日/禁煙113日目

 DOCS9日目。『河童』はついに追い込み体勢。
 11時からアップして、午後から止め通し。6時からはゲネプロ。2回目。基本的に昨日と同じ流れで稽古をするが、まだまだ場面場面でつくりあげるべきムードが弱い。薄い。
 おまけに、せっかく劇場の舞台で本番通りの稽古ができる環境になったというのに、早くも学校が始まっている高校もあり、授業やら(15歳男子O)、追試やら(17歳男子M)で全員が揃わないから止め通しでは集団演技を詰められず、完璧主義の演出家はちょいとナーバス。その腹いせは昨日に引き続き、プレッシャーに負けそうになっているポジティブ男子K(17歳)に今日も遠慮なくぶつける。悪魔である。

  今年のDOCSは稽古後にホテルに直帰することが多いのだが、今日は来年の打ち合わせも兼ねて地元講師陣と飲みに出る。とはいえ、ビールを1杯飲んで、あとはソフトドリンクで通す。いやホントに、アルコールを欲しなくなった。癌治療で我が体はすっかり変わったのか?と本気で思う。
  もしや、アルコールを飲まなくなったから、その代わりガンガン食べまくってメタボまっしぐらになっているのか?そういう体の変わり方をしてるのか? いいのか?

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『河童』舞台美術。トラスの教室が美しい。
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2010年08月24日

老い日記[159]――生誕18,727日/禁煙112日目

 DOCS8日目。9時から改めて舞台美術・照明・音響、きっちり仕込む。とはいえ、多忙を理由に逃げる演出家は今日も社長出勤。昨日の解散時にもっともらしい顔で言い放った。「俺は明日9時には行かないが、君らは自分たちが乗る舞台なのだから仕込みを手伝いなさい」。まぁ、なんてわがまま。
  11時にウォーミングアップ開始。昨日のストレッチでは軽やかで可動範囲が広がっていた体が今日はなぜか、また重い。全身がサイドブレーキを引いたままになっているようで、このところ日増しにひどくなっている首凝りに加えて、膝・腰にも鈍い痛みを覚える。これは疲労の蓄積が限界にきているからなのか。ひたひたと老いが忍び寄ってきているからなのか。ま、両方ですな、たぶん。
 『河童』は本日、早くも場当たり、およびゲネプロ。ようやく全体の流れが繋がってきて、やっと細かい部分にこだわった演出を次々に繰り出し始めるが、キーマンK(男子17歳)はいよいよラビリンスに入ったのか、独り精彩を欠く。それでも鬼の演出家は毒を吐き続け、青春真っ盛りの若者をいじめ抜く。この男、とことんSである。
 ただし、いじめ抜くにもパワーは必要で、ホテルに戻ると今日もぐったり。書き物仕事の催促メールを読んでも、「疲れてたんじゃ、いいものは書けないよな」と自分に言い聞かせる。この男、自分にはとことんやさしい。

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平和祈念公園の母子像の下には夥しい数の千羽鶴。飛べない千羽鶴は、どこか悲しい。
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2010年08月23日

老い日記[158]――生誕18,726日/禁煙111日目

 猛暑は続く。日中、外に出ると、ものの2、3分で意識が朦朧としてくる。お盆もとっくに過ぎたというのに、どうにかならんか、この暑さ。日本列島、大丈夫なのか?
 戯曲講座が2日間で終わらず、予定を変更して今日も11時から戯曲講座。今日は途中までしか書けていないF&Y(ともに20歳女子)の戯曲にあれこれ意見する。ここでも棚上げが得意な、ぐうたら劇作家は「ちゃんと最後まで書くべし、根性で書くべし」と2人に檄を飛ばす。ああ、自分の言葉が耳が痛い。

  『河童』の稽古は今日から劇場(張り出してキャパ約130のスタジオ)に移動。仮仕込みをして実際の舞台空間を使ってふんだんに稽古できるなんて、なんたる至福。しかし若きDOCSメンバーはそんな恵まれた環境などお構いなしに、自分の演技にいっぱいいっぱいになっている。それはそれで「こいつら、没頭できて幸せ者だなぁ」と、今や何かに没頭できるほどのエネルギーを持ち合わせない老人は遠い目で彼らを見る。
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公共施設によくある吹き抜けの広い広い空間を見ると、このスペースで稽古場二つは造れるなと、すぐにそんな計算が頭に浮かぶ。ください。

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2010年08月22日

老い日記[157]――生誕18,725日/禁煙110日目

 「DOCS」6日目。
 10時から1時まで戯曲講座。昨日に引き続き今日も丸々3時間を女子U18歳)の戯曲に費やす。大人のための残酷童話といった趣のこの戯曲、牧歌と残忍が同居するシュールな展開で奇妙な味わいがある。だが本人、「全部気に入りません。全部書き直したいです」と泣きそうな顔で訴える。
 あのねU、「戯曲に現れていること=筆者本人のイメージ」ではないんだよ。SEXをイメージさせる場面が多いのは大いに結構。残忍なのも大いに結構。のほほんと平和な世界だけを描いても芝居になりません。すべてを疑ってかかる、すべてを茶化してみる、すべてひっくり返して別の視点で捉え直す。それでこその戯曲だよ。
 と、新作をまだ全然書けていない劇作家は、自分のことは棚上げして、したり顔でとうとうと説く。

  『河童』の稽古は2時開始。いつにも増して、ウォーミングアップの体が重い重い。ことにジャンプ系は体が重く、我が体が丸ごと鉛のよう。体重を測る習慣がないので見て見ぬふり状態になっているが、恐らくまたデブっている。いや、確実に太ってる。ストレッチをしながら、ああ、ここのこの肉、余分だなぁ、と何度も思う。あのね、肉さん肉さん、邪魔。動きづらいっす。
 本日、衣裳をつけての通し稽古。場面として弱いところが鮮明に。まだまだ時間がかかりそうだと褌を締め直す。(褌をつけたことは一度もないが)  
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暑すぎるよ。もうグロッキーだよ。咲いてなんかいらんねーよ。

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2010年08月21日

老い日記[156]――生誕18,724日/禁煙109日目

 体力のなくなった体になおも追い打ちを掛けるように、DOCSは本日より午前中からスタート。
 まずは睡眠不足の鈍い頭で10時から戯曲講座。演技講座にも参加している女子U(18歳)の戯曲に、10時から13時までぶっ通しで丸々3時間を費やすが、それでも終わらない。細かいことから構成全体に渡ることまで丁寧に解説。それだけUの戯曲には随所にきらきら光るオリジナリティーがある。

 2時からは、同じ南区民文化センターで昨日初日を迎えた広島の演劇ユニット「体温」の公演、『初夜と蓮根』を観る。DOCSメンバーも総見。去年、米子の公演『頭の中の千匹の蜂』にも出演した広島の大女優(笑)Tさんが準主役だったが、あまりに信じ難い設定で物語そのものに終始入りこめず。
 その後、4時半から演技講座の『河童』の稽古。
 今公演の鍵を握る男子K(17)は今日も四苦八苦。どんなに罵声を浴びせても立ち向かってくる、どこまでもポジティブ精神の持ち主だが、ちっとも上達しないところが我が劇団の若手男優3バカトリオを彷彿とさせて余計にイライラが募る。


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DOCSの稽古場に置かれた出席ボードを撮ろうとケータイを構えると、すぐにフレームインしてくる。これが若さ? ただの目立ち根性?
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2010年08月20日

老い日記[155]――生誕18,723日/禁煙108日目

 早起きしても、パソコンに向かっていると午前中はあっという間に過ぎていき、ああ、もう稽古の時間かと追い立てられるように南区民センターに向かう。

 DOCSでは毎日、20歳以下の若者たちと一緒にストレッチに精を出しているのだが、おお、我が体、快調じゃん、と周りの若者と同じ気分になって張り切ると、すぐに左膝が痛くなる。その度に、おいおいオッサン、なに調子こいてるんだ? と言われているようで切なくなるが、なんのなんの、とさらにムキになって張り切るので、膝はどんどん悪化する。
 おまけに昨日、今日と鼻水が気になっている。
 体を動かしていると、さらさらの水のような鼻水が突如、たらー、たらー、と流れ出る。もしや、またも我が体の中で何かよからぬことが起こっているのか? 不安に駆られてインターネットで調べてみると、どうやらアレルギーの可能性高し。でもアレルギーって何の? 若さアレルギー?

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『河童』の主役・河童のお試しメイク。演じるは弱冠20歳。この若さにして、既に何かを捨てている。
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2010年08月19日

老い日記[154]――生誕18,722日/禁煙107日目

 長期ホテル滞在の唯一の弱点、それは洗濯。
 もちろんホテルにはランドリーサービスはあるが、貧乏性にはパンツ1枚に210円も出す勇気はなく、午前中から炎天下、暑くて死ぬ死ぬと思いながら、歩いてコインランドリーに行く。洗濯40分、乾燥30分。待ってる時間を惜しんで仕事に取りかかるもののクーラーなんぞはないので、ただ座っているだけで全身から汗がたらたらたらたら流れ落ちる。「コインランドリー店内で50男、熱中症で倒れる」。シャレになりません。

 DOCS稽古3日目。早く最後まで流れをつくりたいと思いながら、前半だけでいくつもいくつも引っかかる。辛抱辛抱と我が身に言い聞かせ、それを根気よく修正していくが、それだけで時間が取られ、なかなか先へ進めない。
 稽古後、今後の打ち合わせを兼ねて南区民文化センターの担当Nさん、地元講師の面々と今回初めて飲みに出る。とはいえ、最初に1杯ビールを飲んだだけで、あとはソフトドリンクで最後まで。胃癌の手術以降、すっかり酒を欲しない体になったような気がするのだが、単に夏バテなのか?

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広島平和祈念公園にある「嵐の中の母子像」。……痛いっす。

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2010年08月18日

老い日記[153]――生誕18,721日/禁煙106日目

 連日、猛暑猛暑のニュースが流れない日はない。直射日光どころか、老いたる我が身には日蔭も辛い。外気はまるで殺人サウナ。数年前まで他人事だった熱中症が今では身近な恐怖。せめて水分だけはしっかり補給しなければと「午後の紅茶」をぐびぐび飲んで、みるみる体重が増えていく。水を飲みなさい。

  昨日、脅しを受けたK(17歳)は稽古場で意地悪演出家の顔を見るなり、「昨日は眠れませんでした」と宣戦布告のような眼差しで報告。おまけに「でも僕は負けません。100回いじめられても、僕は101回立ち直ります」と安いドラマのようなセリフを吐く。あの、これは芝居の稽古であって、いじめではないからね。くれぐれも念を押しておくけど、いじめではないからね。
 芝居『河童』は、まさに3歩進んで2歩下がる状態。下がるな下がるな。若者たる者、前にだけ進め。オッサンは平気で立ち止まるけどな。

 今日も稽古後は素直にホテルに直帰。仕事が溜まっていることもあるが、泥のような疲れが少しも取れず。かといって、すぐに睡眠睡眠という状況にはなく、泥になりながらせこせこと文章をひねり出しつつ、さらに疲労を溜め込んでいく。いっそ熱中症になって入院でもしたほうが体が休まるかも。 

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本番まで、あと8日。くわっ。
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2010年08月17日

老い日記[152]――生誕18,720日/禁煙105日目

 一昨日まで熊本で稽古に明け暮れていたのに、今日から広島DOCSで『河童』の稽古に再び突入。頭をすっぱり切り換えて高校生・大学生の若者たちと作品づくりに励む。
 でもって、いきなり二人の女子の配役を入れ替えるという荒技を決断。役を交換させられたF(19歳)とM(19歳)は、「役のチェンジは決定ですか?」と少々戸惑い顔ながら、二人とも新たな役のほうが生き生きしている。
 どうせなら、こちらもなかなか明るい兆しが見えないメインの男の役もチェンジしてやろうかと脅しをかけると、男の主役のK(17歳)は「嫌です嫌です嫌です」と激しく拒否。「あと10日間で絶対できてみせます」と頼もしい言葉も飛び出す。
 まぁ、やる気だけですべてを乗り越えられれば苦労はないのだが。こらこら、若い芽を摘むんじゃないよ、毒舌演出家。

 午後8時過ぎに稽古終了。飲みに行くなら付き合いますよオーラを出してくれていたプロデューサーOさんや地元講師の面々に「今日は素直に帰りますか」と言い、すごすごとホテルに直帰。だって仕事が……。原稿の催促が……。


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ホテルのレストラン(15階)からは遠くに原爆ドームが見える(この写メでわかるか?)。毎朝、このドームをじっと見ながら朝食を摂る。

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2010年08月16日

老い日記[151]――生誕18,719日/禁煙104日目


 移動日。帰京する俳優O&Sとホテルで別れ、朝9時半すぎに独りJR熊本駅へ。駅方面には熊本に住んでいた頃も滅多に行かなかったので、何十年ぶりかで見る熊本駅は「こんなんだったか?」と、異国の地に立たされたような気分を味わう。
 特急(熊本博多)、新幹線(博多広島)と乗り継いで広島へ。乗り換えた博多駅はすごい人混み。ホームには新幹線自由席を求めて長蛇の列があっていもこっちにも。
「最後尾はここ」と書かれたプレートを掲げる駅員が何人も立っている。初めて見る光景に半ば唖然となりながら、そうか、Uターンラッシュなのか、とようやく合点がいく。
 午後2時半頃に早々とチェックイン。デカくて重いキャリーケースを引きずっての移動は、それだけで疲労が溜まり、部屋に入るとそのままベッドに潜り込みたくなるが、じっと堪えてパソコンを開き、ちまちまとカンヅメ作家のような気分を味わう(ただ単に仕事が遅いだけだが)。
 夜になって買い出しも兼ねて路面電車で市内散策。こんなに何度も広島には来てるのに路面電車に乗ったのは初めてのような気がする(支払い方法がわからなくて車掌に聞いた)。
 それにしても暑い。熊本も暑かったが広島も負けていない(別に勝負ではありません)。お盆が過ぎたことだし、さっさと木の葉舞い散る秋になってくれよと心底思う(老いたる演出家は死んでしまいます)。

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熊本駅。え、白? こんな建物だった? まったく記憶のない自分に驚く。

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2010年08月15日

老い日記[150]――生誕18,718日/禁煙103日目

 「死んでいるのは中指でなはいと思う!」
 ご指摘コメント、恐れ入ります。そうですね、何を思ったか浅はか演出家、ずっと中指と思い込んでおりました。なぜ思い込んでいたのか自分なりにつらつら考えてみたところ、「一番長い指が中指」と思っていたようです。靴の中で前にぐいぐい押しつけられれば、被害を受けるのは一番長い指なわけで、「足の一番長い指は?」「中指!!」。
 ……どうもこんな思考回路だったようで。
 ついでにネットであれこれ調べてみたら、「足の人差し指、中指な感じがしてたまらない」という意見が多数載ってるサイトもありました。さらには、足の指では「人差し指」とは呼ばないという意見も結構あり(きちんとした呼び名がないので「第二指」という、そのまんまやないけ、みたいな呼び方が提唱されていたり)、おお、この歳になっても発見はいろいろあるのう、と独りで感心しておりました。

 さて、熊本4日間の稽古最終日。午後1時半から『上通物語』に、夕食後の6時半からは『メランコリーの予感』の稽古につく。もちろん、やればやるほど場面はどんどんメリハリが効いてきて面白くなるのだが、まだまだやることは山とある。特に『上通物語』は映像あり、小学生30余人に及ぶ合唱あり。大階段のセットもどう使いこなせるのやら。スタッフワークだけでもかなりの労力が必要。公演まで残り1カ月あまり。時間との闘いは今後、ますます熾烈を極めそう。

 稽古後、地元演劇人との今回初の飲み会。20人ほどが参加。今回は熊本大学演劇部の後輩たちも多数参加していて、大学の劇団話で盛り上がる。はるか年下の後輩たちが地元の演劇を支えていることは頼もしい限り。
 「え〜っ、まだ行きましょうよぉ行きましょうよぉ」と駄々をこねる若き劇作家を振りきって1時半すぎにホテルに戻る。

『メランコリーの予感』のモデルとなっているバス営業所。物語はバスの営業所内で女子大生の友情と恋の駆け引きが繰り広げられる。

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『メランコリーの予感』のモデルとなっているバス営業所。物語はバスの営業所内で女子大生の友情と恋の駆け引きが繰り広げられる。
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2010年08月14日

老い日記[149]――生誕18,717日/禁煙102日目

 熊本での稽古3日目(通算7日目)。
 昨日、打ち合わせでアップができなかったので、今日は頭から年寄りの冷や水丸出しで張り切って体を動かす。人間、日々意識して体を動かせば、50過ぎのご老体になっても体はちゃんと応えてくれる。このところ硬く、重く、鈍かった体が徐々にまた柔らかく、軽く、もしや20代?という溌剌さを取り戻しつつある(気の持ちようが何より大事)。

 立ち稽古。キャストが揃わない『メランコリーの予感』は演出助手のK君に任せて今日は自主練習。なので午後1時半から夜10時まで、『上通物語』の稽古に一日張りつく。張りつくものの、時間をかければスイスイ進むというものでもなく、焦るな焦るなと我が身に言い聞かせつつ、硬くなった筋肉をほぐすように同じ場面を何度も何度も繰り返す。同時に、7日目ともなると慣れも手伝って俳優たちには次第次第に毒も吐く(ストレスは溜めないことが何より肝要)。

 約8時間にも及ぶ稽古はあっという間に終了。夜10時過ぎから、K君らと今後の予定などを打ち合わせて11時頃にホテルに戻る。熊本出身の俳優Oは今夜は里帰りのため別行動。なので俳優Sと連夜のコンビニ通い。こんなものばかり食べてると、きっと体によくないよなぁと思いつつ、今夜もホテルの部屋で侘びしく炭水化物を摂取する(東京での食生活もさほど大差はない)。
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県立劇場の周りは緑が多く、もわっとした湿気さえなければ快適。目にもやさしい。
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2010年08月13日

老い日記[148]――生誕18,716日/禁煙101日目

 午前中はホテルに籠もって書き物仕事。ホテルの部屋の空調がうまい具合に調整できなくて、ちょっとイライラ。デスクに向かっているとエアコンの冷気が直接体に当たるので、寒くてしょうがない。かといってエアコンを切ると、すぐにもわもわもわっと暑くなる。エアコンON、しばらくしてOFF、再びON、またまたOFF。虚しい作業の繰り返しで、ちっとも文筆業に専念できず。ダメだぁ、このホテル。

 今日も午後1時半に稽古開始。なのだがウォーミングアップは俳優O&Sに任せて、制作担当Mさん&地元デザイナーさんと当日配布のパンフレットの打ち合わせ。
 その後、立ち稽古では今日も二つの稽古場をあっちに行ったり、こっちに行ったり。これまで午後と夜で別々の芝居を稽古するダブルヘッダーは経験も何度かあって慣れているものの、同時に2本の立ち稽古は初体験。なんとか効率よく先へ先へと進めたいのだが、キャストが思うように揃わないという悪条件もあってストレスだけが溜まっていく。
 夜10時すぎに稽古を終えて、今度は衣裳の打ち合わせ。衣裳担当、2作品それぞれの演出助手も交え、あーだこーだと基本コンセプトを確認する。

 ホテルに戻ったのは12時近く。コンビニで夜食を買いに出る前に、フロントに「部屋を替えてもらえませんか?」と申し出る。事情を説明し、「ちょっとコンビニに行って来ますから」と差し出したキーを、ホテルマンは少々戸惑い顔で受け取る。
 コンビニ袋を提げてフロントに再び向かうとホテルマン、涼しい顔で、「風向きは変えられますので、後ほどお部屋にお伺いします」「え? 今一緒に来てもらえないんですか?」「脚立を取ってからお伺いしますので」「……(脚立だぁ?)」。
 ほどなくして、やってきました脚立抱えたホテルマン。何をするのかと思いきや、ああ、やはり。脚立に乗って天井の送風口の羽を手でくるくると次々に回し、風が部屋の奥ではなく入り口のドア付近に向かうように調整。ああ、なんて原始的。すっかり気持ちが萎える。一日の疲れもどっと出て食欲も失せる。

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催し物案内板。地下1階の演劇リハーサル室と音楽リハーサル室が押さえられている。この向かい合わせの2部屋を何度も往復しながらの稽古が続く。

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2010年08月12日

老い日記[147]――生誕18,715日/禁煙100日目

 朝7時半にはデカいキャリーケースを引きずって家を出る。帰省ラッシュの時期でまとめて航空券が取れず、同行する俳優O&Sはスカイネットアジア航空で、演出家はなぜか二人より10分早い日本航空で、それぞれ熊本へ向かう。
 いつもはどこに行くにもANAしか使わないため、羽田空港で久々に第一ターミナルに足を踏み入れると、その薄汚い感じに驚く。あれ、こんなに汚かった? 保安検査場の社員たちも仕事が遅い。先入観激しい演出家は立ち話をするJALのキャビンアテンダントも渋谷のセンター街をうろつくねーちゃんたちにしか見えず(デカい声でギャハギャハ喋ってていいのか?)。ああ、会社が潰れるってこういうことなのねと演出家はますます色眼鏡をかける。大丈夫か、JAL。ほんとに再生できるのか、かつてのトップランナー。

 俳優O&Sとは現地の阿蘇熊本空港で落ち合い、タクシーで熊本県立劇場へ。
 昼食を済ませた後、午後1時半から稽古開始。ウォーミングアップの後、『メランコリーの予感』『上通り物語』、二つの稽古場をあっちに行ったりこっちに行ったりしながら立ち稽古。これが意外にしんどい。パンパン頭を切り換えつつ、心休まる暇がほとんどない。なのに1本1本の稽古は遅々としてしか進まない。
 夜10時に稽古終了。ホテルに10時半頃チェックイン。部屋に入ると恐ろしく体が疲れている。大丈夫か、我が体力。JAL以上に、真剣に気力・体力の再生を図らないと潰れてしまうのではないか?
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第一ターミナルはカーペットが薄汚れ、人も第二ターミナルに比べ、かなり少ないような。

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2010年08月11日

老い日記[146]――生誕18,714日/禁煙99日目

 一睡もせぬまま朝から会議のため西新宿へ。あろうことか完全徹夜。仕事が終わらなかったからとはいえ老いたる身にはあまりに無謀。自ら命、縮めてます。会議では、いつになくハイ状態。ダメダメ、やたらと興奮したら血管、ぷつんと切れちゃいます、ぽっくり逝っちゃいます。徹夜明けでも冷静に冷静に。

 午後は雑務に追われ僅かに書き物仕事もこなし、あろうことか徹夜明け完全睡眠不足のまま、夜の飲み会になだれ込む。さすがに命、縮めたくないので烏龍茶。というか、飲んだら寝ます。だが意外にも体力も気力も充実、次から次に演劇界の四方山話で盛り上がる。集まった5人のメンバー、みんなホントによく喋る。ある意味、ハイ状態。全員、徹夜明け?

 12時すぎに帰宅。明日から楽しい寂しい、熊本→広島→宮崎の独りツアー。なのに、未だにパッキングには何ら手をつけないままパソコンの前に座り、もうすぐ3時。
 まさかの徹夜2連チャン? ダメダメ、死にます。
 

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近所の消防署。いつもはこんな感じ。

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消防車がすべて出払ってしまうと、こんな感じ。不穏な空気が漂う。

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2010年08月10日

老い日記[145]――生誕18,713日/禁煙98日目

 気がつけば、映画や芝居をまるで観ていない。特に映画館が遠い遠い。なかなか足を運べない。このままだと恐らく、観に行った年間本数の最低記録を更新するのは確実。芝居の稽古と書き物仕事と会議に明け暮れる毎日。それだけで時間はびゅんびゅん過ぎていく。
 たまに、「演出家の誰それさんって、よく芝居を観てるよねぇ」といった感嘆と賞賛の声を聞くと、どこにそんな時間があるんだ? その人、どうやって時間をつくってるんだ? 金持ちだから働く必要がないんじゃねーの? と不思議でしょうがない。

 気がつけば、足の中指の爪が死んでいる。しかも右左、両方。爪は真っ黒になり、見た目にも痛々しい。
 ランニングのときに確かに自覚はあった。つま先が痛いなぁ、そう思いながら走っていた。つま先が靴の中でぐいぐい前のほうへ押しつけられる、それが原因とわかりながら、知らず知らず自分の左足で右のくるぶしを蹴ってしまう「くるぶしキック」のほうに気を取られていたら、くるぶしよりも爪のほうがとんでもないことになっていた。おまけにスロージョギング走法はダイエット効率が高いと思い込んでいるため、できるだけ踵がつかないように前傾姿勢を取って(なので靴の中でつま先が前へ前へと押しつけられる)、なにくそなにくそと走りながらますます中指を痛めつけていたらしい。
 くるぶしキックに続いて起こった、中指謀殺事件。哀れ、中指。健康にいいはずのランニングはちっとも体によくない。(それでも走りますけどね)

 夜、『誰も見たことのない場所』の稽古。まだまだ突っ込み不足のパートが気になるが、宮崎公演・杉並区公演の前の稽古に演出家が参加するのは今日が最後。俳優諸君、後は任せた。

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中指だけ黒のペディキュア。なんか俺、足の指、短くね?
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2010年08月09日

老い日記[144]――生誕18,712日/禁煙97日目

 睡眠3時間弱。もっと寝せろよお、という欲求をなんとか振り切って起床。俳優Oともども9時前にはホテルを出てバスセンターに向かう。前回、バスに乗り遅れて1万5000円もの手痛い出費を経験しているので余裕を持って早めに出たのだが、それでも既に刺すような夏の陽射しの中、キャリーケースを引きずりながらズンズン急ぐ。早くも汗まみれ。前回の乗り遅れが(1万5000円の出費が?)よほどのトラウマになっている。まぁ、余裕で間に合いましたけどね。(別にフツーのことです)

 帰宅してひと段落も束の間、歯科医院へ。今日は男先生。「左上奥歯に詰めてあるセメントをプラスティックで固めますね」と手際よく、ガガガガガ。その後、「歯茎はピンク色で締まってきて良い状態になってますけど、前歯の裏に歯石がついちゃってますね。ここはちゃんと歯磨きしてますか?」「(やや考え)……スルーしてるかもしれません」「前も言いましたけど、細菌でも少々タチの悪い細菌が多いようなので、歯磨き頑張ってください」「(無念そうに)……はい」。
 というわけで、その部分の歯石を取ったあと、前歯の裏のブラッシングの仕方の講習。ホントにもう何回、歯磨きの勉強をしていることだろう。永遠に解けることのない数学の問題のように奥が深い。とはいえ、今日で治療はひとまず終了の様子。「ひと月後くらいにチェックしましょう。それまで歯石の着かない状態を頑張って歯磨きしてキープしてくださいね」。優しい言葉で言われると、ホントに我が身が出来の悪い小学生になったような気になる。実際はもう、50過ぎてるけど。

 歯科医院から急いで西新宿の稽古場へ。広島から戻って休む間もなく、今日から『誰も見たことのない場所』の稽古。ツアーにかける芝居は、稽古にも終わりがない。ひたすら繰り返し、あるのみ。いつの間にか歯石がついて歯がダメになることがないよう、毎日毎日歯磨きするのと、どこか似てる。「歯石の着かない状態を頑張って歯磨きしてキープしてくださいね」
 今日はキャラクターの弱いパート、訴求力の弱いパートをいくつかピックアップして、せっせと歯磨き。ただ芝居はガガガガガとやっても簡単に歯石は落ちない。そこが難しい。

 そういえば話は変わるが、昨夜のこと。
 稽古を終えて南区民センターから車で移動しようとしていたら、戦車を見た。夜9時半頃だったか、本物の戦車がトレーラーに乗せられて運ばれていた。「戦車だ、本物の戦車」。突然叫んだ俳優Oの言葉で気がついた。目の前を運ばれて通り過ぎていっただけなのだが、なぜか気持ちが高ぶった。そうだよ、この国にも戦車はあるんだよ。見たことないから普段、何も思わないんだよ。そんなことを思った。

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運ばれていく戦車に気づいて「写メ写メ」とケータイを慌てて出すも全然間に合わず。トレーラーはずっと先へ……。訳わからない写真が撮れました。

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2010年08月08日

老い日記[143]――生誕18,711日/禁煙96日目

 「リココデ」はホントに効いた。昨夜ホテルに帰ってからも1本飲んだら、徐々に体がすっきりしてきて、「あ、治った」という瞬間をはっきり自覚する。なんだなんだ俺ってまだまだ若いじゃん。元気になれば、すぐさま図にも乗る。
 
 DOCSのワークショップは今日で前半戦終了。昨日と同じスケジュールで、10時から戯曲講座、2時30分からはDOCSの稽古。俳優Sは明日からバイトを入れているため、中高生ワークショップが終わって2時すぎには独り、ひと足先に帰京。おかげでアシスタントは一人減ったものの、すっかり体調回復した自己チュー演出家はウォーミングアップからみなぎる気合でバシバシ若者にハードメニューを強いる。立ち稽古に入っても毒を吐きつつ吠えまくる。

 稽古終了後、「スイカ割り」が企画されていて(いつ企てられていたのか、まったく知らず)、バットでかち割ったスイカをみんなして水分補給のごとくむさぼり食う。
 9時半頃からは南区民センターの館長や主任も交えたスタッフ陣総勢11人で前半終了の打ち上げで飲みに出るが、まだまだ体力に自信のない演出家はアルコールは口にせず。それでも、ハゲだの、肌の張りだの、「老い話」でオッサンどもは盛り上がり、ホテルに戻ってみれば午前1時すぎ。
 もしもし? 老い話に盛り上がる暇があるなら、体力温存のため、さっさと寝ましょう。仕事もまだまだ溜まってるというのに。
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DOCS前半終了後に、スイカ割り大会。室内で、というのが哀れ。


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スイカを食らうDOCS面々。左から18歳、18歳、19歳。若い……。

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2010年08月07日

老い日記[142]――生誕18,710日/禁煙95日目

  どうも体調がすぐれない。思い返せば迂闊であった。昨夜、灯籠流しを見た後に出かけた居酒屋、冷房効き過ぎて体が冷え切ってしまい、これはヤバイ、ヤバイかもと思っていたら、ほんとに具合が悪くなる。ホテルに帰っても震えが止まらず、体ぶるぶる、歯はガクガク、おまけにだるい、体のあちこちの節々が痛い、熱っぽい、と完全に風邪の初期症状。あー、絶対に熱出るなぁと不安に駆られながら、鉛のように重い体を引きずって南区民センターに行く。

 今日・明日は10時から戯曲講座のため、二手に分かれて、中高生ワークショップは俳優O&Sに一任。具合の悪い劇作家は重い頭で、劇作家の卵たちを相手に3時間みっちり能書きを垂れる。
 2時半からのDOCSの稽古では、重い体を少しでも軽くしようと一生懸命ストレッチに精を出そうとするが、老いた上に風邪に冒された体はきしきしと軋んで思うように動かない。この男、無謀という言葉を知りませぬ。

 8時すぎに稽古を終えるが、今日は自重自重と我が身に言い聞かせ、どこにも行かずホテルに直帰。でも帰ったら、夕方に飲んだ感冒薬「リココデ」が思いのほか効いたのか、体が少し楽になっている。もしかしたらこのまま回復できるかも。我が身の治癒力、まだまだ衰えていないかも。

 11時すぎに音響家Iさんから誘いの電話が入り、やっぱし飲みに出るかと一瞬誘惑に駆られるが、いやいや、もはやそんなに若いはずがないと思い直し、現実を見据えておとなしくする。
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比治山。65年前、この山が防波堤となって広島市の南側は奇跡的に破壊を免れた建物もあったという。

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2010年08月06日

老い日記[141]――生誕18,709日/禁煙94日目

 ハチロク(8・6)に広島にいるのは一昨年に次いで2度目。今年も7時すぎにはホテルを出て、平和祈念式典に向かう。
 急いで目と鼻の先に会場があるところまで来たものの、高々4、5メートル幅の道路が渡れない。警官や市の職員などがズラリと約2メートル間隔でロープを持って立っている。ロープの手前に渡れない人がどんどん溜まっていく。聞けば、なんでも菅首相が車で通るため封鎖してるという。「VIPが来ればそれでいいのか? 誰のための式典だよ」「おいおい、このままじゃパニックになるよ」。聞こえよがしに毒づいても、上からの命令に従うだけのロープ張り係は困惑しながらも何も対策は取れず。
 黒塗り車が3台通りすぎてようやく解除になったが、解除部分は横断歩道部分のみという不可解さ。もう式典が始まろうかといういう時刻なのに、まだ社長出勤のVIPがいるのか?
 ハナから苛つきながらも会場の前のほうへズンズン進み、満杯の一般席とは対照的に空席が目立つ「遺族席」に堂々と座る。案内役を兼ねて同行してくれた地元演出家・Tさんの「残された者は誰もが遺族」という言葉に激しく同意。
 8時チョイ前に開会。スッキリと晴れ上がった真夏の空は青々として、気温もぐんぐん上がる。遺族代表、来賓らの献花の後、8時15分に黙祷。その後、広島市長、子ども代表のメッセージに続き、広島県知事、菅首相、国連事務総長が挨拶。「平和の歌」を歌って、式典は約1時間ほどで終了。菅首相が会場を後にするとき、遺族席から「頑張れよ」と声が飛ぶ。

 そのまま南区民センターに行き、10時から中高生ワークショップ、2時半からDOCSの『河童』の稽古。連日張り切りすぎてあちこち痛む体をさらに酷使して8時まで。
 その後、DOCSのインストラクターの面々と一緒に平和記念公園に再び出向き、ライトアップされた原爆ドーム、すっかりイベント化されている灯籠流しを見て、飲みに出る。
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ハチロクの空。65年前も変わらず晴れ渡っていたという。


首相の献花。閣僚はほかに外相、厚労相が参列。

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一般の献花は一番後回しの上、ロープで規制されてベルトコンベアーのように進しかなく、違和感は絶大。

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ライトアップされた原爆ドーム。灯籠流しとの対比も相まって美しくももの悲しい。
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